【実例紹介】商品の選び易さを改善し売上をアップさせた事例

ほとんどの店舗様がスマートフォン経由のアクセスが80%以上を占める中、問題視されているのが「商品の探しやすさ、見つけやすさ」についてです。

PCと違い、小さい画面の中でいかにお客様が探している商品を提示出来るかが購入の有無に大きく関わってきます。

本日は実際に弊社にて問題点を分析し改善策を施工、売上がアップした店舗様の実例をご紹介させて頂きます。是非今後の店舗運営のご参考にしてみて下さい。

この記事はこんな店舗様に向いています

  • 商品点数300点以上
  • オリジナル商材or型番商材どちらでもOK
  • 月商50万円以上

事例店舗様紹介:アパレルジャンルの店舗様

店舗様情報
売上規模:月商300万円規模
ジャンル:レディースアパレル
商品数:1000商品以内
出店:3年目

問題点

アクセスがあるにも関わらず、離脱率が低く平均PVが2を切ってしまう月も。20~30代の女性がメインターゲットという事もあり、スマートフォン経由が9割を占めるもトラッキングを見ると1商品での離脱が多く見られました。

改善案と施策内容

検索経由でお客様が流入した後にすぐに離脱してしまう理由として

  • その商品が気に入らない
  • もしくはサイズ切れ・カラー切れを起こしている

上記の2点の可能性が高いと考え、商品ページのカゴ周りに類似商品の提案を全商品に対して行いました。

もちろんその間のお買い物マラソンやスーパーセールへの積極的な参加等、基本的な施策は平行して行います。

施策の効果


※秘密契約保持上、数字は伏せさせて頂きます。

施策の効果として、下記のような成果を上げる事に成功。

  • 平均PVは2前後から+100%の4PV前後まで向上
  • 売上が底上げ、昨年対比+25~30%を現在まで保って推移

という結果になりました。

特にアパレルジャンル等、サイズや色の在庫状況よって購入の可否が問われる商品は、同系列の商品をスマートフォン商品説明文(PCでは販売説明文)内に設置する事で転換率を上げる事が期待できます。

また、お客様がどのページから入ってくるかを店舗側は選ぶ事が出来ないため、単発商品や一定の数商品だけでなく店舗内の全商品を対象に施策を行う事も重要なポイントです。

今回の施策のポイント

  • 同系列の商品をしっかりと選別し配置
  • 全商品に対策を行ったこと

さいごに

類似商品の提案は転換率を上げる対策としては、かなり角度の高い施策になりますが、実際に行う際には「類似商品」の類似の定義をしっかりと検証する事、在庫切れ商品はすぐに下げる事等、何点か注意しなくてはならない点があります。

「類似商品」の類似の定義とは

例えば、5000円の白いミディアム丈のワンピースのユーザーにとっての類似商品とは「白いワンピース」なのか「ミディアム丈のワンピース」なのか、「5,000円のワンピース」なのか、というイメージです。実際、どれがユーザーにとっての正解なのかはそれぞれ異なりますが、店舗様によって一定の傾向があります。今までのトラッキングデータ等からある程度仮説を立てることが出来るのでチェックしてみてください。

在庫切れはすぐに下げる

当たり前ですが、おすすめしている商品をクリックして在庫切れだったらお客様はガッカリします。類似商品として提案しているアイテムが在庫切れになってしまったら必ずすぐに削除するようにしましょう。

全商品に対して検証を行いアイテムを設置し、在庫切れにも常に目を光らせるのは、なかなかの労力と時間を使います。今回ご紹介させて頂いた店舗様のようにサポートをさせて頂くことも可能ですので、不明な点や、疑問点などございましたらお気軽にご相談ください。ご相談・ご提案は無料でご対応させていただいております!

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