中古ジャンル等の1点物商材は、回転率を上げれば売上が上がる

無料相談で頂いた相談内容と、ファンクションからのご提案内容を紹介させて頂きます。今回は1点物の商材をお取り扱いの中古アパレル店舗様の事例です。

同じ様な悩みを抱えている店舗様は是非参考にされてみて下さい。

相談店舗さん情報

ジャンル 中古ジャンル(アパレル) 出店年数 3年目
商品数 5000商品規模 平均月商 500~600万円

売上が一定ラインから伸び悩み、1年間停滞しています

出店から2年ほどは商品数を徐々に増やしていき、それに比例して売上も伸びていたのですが、ここ1年間で競合も増えたせいか、売上が一定ラインで頭打ちし、停滞してしまっています。

楽天お買い物マラソンやスーパーセール等の企画の際には値下げをしたり、ポイント変倍を付けるなど売上を上げるために意識して行っていますが、以前ほど影響力が少なくなってしまいました。

また、人気のブランド(主にスーパーブランド)にばかりアクセスが集まり、他の商品を動きが鈍いように感じています。

中古商品は数をさばかないと、在庫を抱えるばかり店舗運営を圧迫してしまい、困っています。何か解決策はないでしょうか。

新入荷商品の回転率を上げれば売上が上がる

中古ジャンルのほとんどは1点物を扱っております。特にアパレルジャンルでの中古商材において、注視すべき最大のポイントの商品の滞留率です。

※滞留率:商品が売れずに留まってしまう確立の事を言います。

中古アパレルジャンルで売上を大きく上げている店舗様はこの滞留率が極めて低い状態を保っています。

入荷後に時間が経てば経つほど商品が購入される確立が落ちていきます。(※楽天中古ジャンルECCデータ調べ)3ヶ月以上経過した商品が購入される確立は極めて低いです。逆に入荷1ヶ月以内は商品が購入される確立が非常に高い状態にあります。

とは言え、購入の有無を決めるのはお客様です。店舗様側としては1ヶ月以上滞留してしまった商品を、残り2ヶ月でどう売り抜くかという事に着目する必要があります。

入荷から数えて31日目以降の物は値下げをするなどして、常に新鮮な売れる商品と、値下げして買いやすい商品の2本柱を立てるようにしましょう。

買い取りページの強化!中古ジャンルは在庫数と売上が比例する

在庫数と行っても、上記で説明した通り、滞留している累計の在庫数ではありません。

鮮度の高い商品をどれだけ仕入れられるかという部分が大切になってきます。言い換えれば、どれだけ毎日新しい商品をアップ出来るかが大きく売上を左右します。

中古アパレルジャンルはファンが付きやすいジャンルです。かなりの頻度で新入荷商品をチェックしにくるお客さんが多数存在するのも事実なので、出来るだけ毎日、新商品をアップ出来るように、買い取りにも力を入れる必要があります。

楽天自体も買い取りページの制作は許可しているので、もし楽天店舗内で買い取りシステムを導入していない店舗様は導入をご検討下さい。

1点物の弱点、在庫切れが命取りになる

1点物アイテムは在庫切れの頻度が通常の店舗様に比べて圧倒的に高いです。在庫が切れた商品をいつまでもトップページ等の目に着く箇所に表示させる等は決して行わないようにしましょう。

また、商品を見に来たけど在庫がないので離脱してしまうお客様を防ぐ対策も必要です。同ブランドや同カテゴリーの商品をカゴ周りに設置し、機会損失を減らすように心がけましょう。

その他にも商品が値下げした事を見込み客に伝える為にお気に入り登録を促す等、中古ジャンルは他店舗とは違った特殊な方法で売上にアプローチする方法が多数あります。弊社の実績上、この様なポイント出来るだけ、全てカバーすることで、かなりの確立で売上は改善されると思います。

今回の重要ポイント

  • 入荷商品の回転率を上げる
  • 鮮度の高い商品の数を保つためにも買取ページを設ける
  • 在庫切れからの離脱を防ぐためにカゴ周りへ商品を設置

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