ファッションジャンルで売上を【5%以上】伸ばすために絶対に必要な7つの事【前編】

ファッションや食品ジャンルは楽天やYAHOOショッピング内で最も出店数が多いジャンルになります。

そのため、競合店も多く、仕入れ商材の場合は取り扱っている商品が他店舗とかぶる場合もしばしば。今回はファッションジャンルにおいて売上を上げるために絶対に抑えるべきポイントを2回に分けて解説して参ります。

この記事はこんな店舗様に向いています

  • 出店モール:楽天・YAHOO・自社
  • オリジナル商材or型番商材どちらでもOK
  • 商品数:何商品でもOK

売上の公式は「アクセス数×転換率×客単価」になりますが、客単価はこの中で最もコントロールが難しい部分と言われているため、売上を上げる際に着目すべき視点はアクセス数と転換率の2点になります。

逆に言えば、アクセスと転換率はコチラ側の取り組みで改善しやすいポイントになります。まずは1つの目のポイントであるアクセス強化について掘り下げて行きましょう。

アクセス数の強化に必要な事

購入の母数となる、アクセス数の増加はネットショップだけでなく、全てのサイトにおいて重要な指標になります。

モール内SEOの強化【最新の楽天アルゴリズムとは】

検索経由の流入がほとんどを占めるため、SEO対策は必須となります。

楽天モール内での最新のSEOアルゴリズムはカテゴリによって検索ロジックが多少違ってはいますが、現状は下記の中で特に売上額が重要だと想定されます。

逆に、レビューの総数自体はあまり重要ではないようです。

※商品名やキャッチコピーの最適化は今までの通り重要ですので、並行しておこないましょう。

  • レビュー数
  • レビュー点数
  • 売上件数
  • 売上額

商品名やキャッチコピーの選び方に関しては下記の通りです。

サジェストキーワードの活用

楽天の検索窓でキーワードを入れると、表示される複合語などのキーワードがあります。これがサジェストといわれるもので楽天内で比較的検索数の多いキーワードが表示されます。

これらのサジェストキーワードを盛り込んで、検索数が多い各キーワードで表示される状態作りを行いましょう。

重要なキーワードを複数回入れる必要はなし

2015年の夏から秋前後は検索の上位に出したいキーワードを複数回商品名やキャッチコピーに入れ込むと上位表示できましたが、2016年上旬以降ではあまり効果が無いようです。

同じキーワードを複数回いれるのではなく、サジェストのワードを多めにいれていきましょう。

広告の活用×トレンドを先取りする

特に、縦積みが出来る商品に関しては配信系の広告等がマッチする可能性が高いです。しかし、ただ広告を打つのではなく、タイミングと商材を見極める必要があります。

ファッションジャンルでは、季節から大きく売上に繋がるカテゴリーの影響を受けます。ジャンル全体として、季節ごとのトレンドの立ち上がりの最初の波に乗る事が大切です。

例えば、冬のコート特集を打つ際、夏には商品の目処を立て、早い店舗は8月、遅くても9月頃から動き出します。気温が下がるタイミングを見極め、9月のどのタイミングで広告を打つかを考えます。

ハロウィンやクリスマス商材等のイベント商材は更にシビアで、競合が特集を組む日にちや広告配信日の情報をECコンサルタントから入手し、1日早く表に出すだけで売上に大きな差が付くこともあります。

このように、時期の見極めが重要になるのはファッションジャンル独自の特徴になりますので、広告を打つ際は気をつけましょう。

また、楽天内の広告だけでなく、外部の広告を使用する事もよりクリック単価を抑えて配信出来る可能性が高いです。楽天内の広告だけでなく、視野を広げて広告選定を行いましょう。

SNSを活用して集客する

楽天からの外部リンクはNGとなっていますが、SNSから楽天に呼び込む事は可能です。
※YAHOOは外部リンクOKです。

近年のSNSの普及により、データを見ても参照元サイトのSNS比率がじわじわと伸びてきている店舗様も多く見かけます。

特にファッションジャンルの場合、インスタグラムからの流入が多く、着用画像等をインスタに載せる事でそこからの流入を狙うことが出来ます。

ただし、インスタグラム上で直接カートへ飛ばす事は、企業アカウントとしての登録が必要で、これが非常にハードルが高い部分になっているので、まずはプロフィールエリアに店舗URLを載せる所からスタートすると良いでしょう。

キャンペーンを活用する

各モールではモール毎に独自の企画を行います。楽天ではスーパーセールやマラソン、YAHOOでは5のつく日キャンペーン等のモール内キャンペーンを活かす事が重要です。

特にスーパーセールのタイミングで新規購入して下さったお客様は、リピート率が通常時の購入よりも何倍も高いというデータが出ています。このような時期は新規顧客の獲得においては重要なタイミングになります。ポイントやクーポンは有効的に活用して、新規アクセスの増加、獲得を目指しましょう。

まとめ

今回はアクセス数の改善点について挙げさせて頂きました。

アクセスと言っても新規獲得とリピーター強化の2種類に分ける事ができ、それぞれの目的に合わせた施策を行う事が大切です。

上記では新規顧客の獲得の一例を解説致しましたが、売上の底を上げる為にはリピーター獲得も重要なポイントになります。

通常ネットショップのリピート率の平均は30%前後と言われています(楽天以外の一般サービス含む)。新規に購入して下さったお客様が翌月、翌々月にリピートする確立を上げる事で下図のように売上の底を上げる事が出来ます。

そのためには

  • ステップメールの配信
  • リターゲティング広告(新規にも有効)
  • 眠っている顧客の掘り起こし

等の施策を行い、データを見ながら常に検証・改善しながら回していく事が大切です。

アイテムのトレンドを踏まえながら、新規アクセスの施策を行い、且つ1年を通して日々リピーターへのアプローチをしていく事がファッションジャンルにおいてアクセス数を増加させる鍵になってきます。

弊社ではデータに基づいた広告運用、施策の検討・実行や日々のルーチン作業等を通してアクセス強化を通して今まで1000社様以上の売上の改善をサポートさせて頂いております。

ご相談、ご提案は無料で行わせて頂いておりますので、お気軽にご相談下さいませ。

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